2月11日―ガクガクブルブル
点滴が完全に取れました。
本来なら12時間かけて落としていかなければならないのを、半分足らずの5時間半まで早めてくれて(いいのか悪いのかはわかりませんが…)、終わったらすぐさま外してくれました。
私、そこまでしてもらうほどお風呂に固執していたんでしょうか?
もう昨日の朝から事ある毎に『これさえ終われば』と言われ、看護師さんによっては『今日で終わりにできないか医師に聞いてみようか?(昨日の話です)』なんて言ってくれる事も。
今日の点滴の早さも体に負担のない程度に早めてくれて…ここの看護師さん、そういう意味ではものすごく優しい人達だなと思います。
「これでようやくお風呂も入れるね」
「はい!でも湯船にお湯を溜めてっていうのはダメなんですよね?」
「…ちょっとそれはできないんだ(苦笑)湯船だけ掃除もしてないから汚れてるし。入浴はお家に帰ってからゆっくり入ろっか」
看護師さんに苦笑いされてしまいました。
なかなか我儘な患者と化してますね、私(汗)
しかし紆余曲折を経てのお風呂入り放題毎日のお風呂は本当に嬉しいです。
何度も言いますが、こう見えても女の子なので。
13時半に予約を入れてもらって、ゆっくりシャワーを満喫させていただきました♪
もう留置針もないので、ガシガシ体も洗えます。
でもやっぱりお風呂にゆっくり浸かってしっかり体も洗いたいと言うのが本音と言えば本音かなと。
まぁそれは外泊ができるまで取っておいて、まずは毎日は入れればいいかなと。
多分、しずかちゃん並みに入る自信があります(どんな自信だ)
シャワーの後は少しまったりして、その後売店に行きつつ念願の階段歩行です。
しかし、ここ約2週間ほとんど歩いていなかったと言うのを甘く見ていました。
点滴が一時的に外れてフロア内を歩いたり、エレベーターを使ってでも売店まで行けていた事で、大丈夫だと過信していた私。
何を血迷ったのか、9階から1階までノンストップで駆け下りるなんて事をやらかしたのです。
降りている最中はいいんです。
でも、降りきった途端に、急激に足の震えに襲われました。
あっ、これ…中学のときに登山の後に来たやつだ!(滝汗)
その感覚は、一度だけ経験した記憶がありました。
私の故郷、長野県では、中2になると夏に登山という行事があり、3000m級の山に挑んでいくのですが、下山する際、『やっと帰れる~』と今日のように浮かれて勢いよく降りていき、降りたときには足を酷使しすぎて感覚もなくなり立つ事もままならなくなったのです。
重力プラス荷物と体重がかかる分、降りるときに足にかかる負担は大きいんですよね。
ましてや今の私のこの巨体。
結局どうなったかというと…
「す、すみません、ちょっと膝が笑って動けません」
「ムリしちゃダメよー。あなたこの前もフラフラして帰ったでしょ。入院を甘く見ちゃダメよ」
売店のお姉さんにすっかり顔を覚えられ、エレベーターの前まで肩を借りる羽目に。
早く復帰しなきゃとは思うけど、それでムリをしたり他の人に迷惑をかけるのは本当にダメですね。
今日は猛反省です。
今日のこの失敗を教訓に、明日からは自分のペースに合わせて少しずつやっていこうと思います。。。