のんびりまったり♪闘病日記

脳梗塞を発症しました。この若さで…と周りに驚かれつつ、現在治療に当たっております。
自らの生活を振り返りつつ、へこむことも多々あるけれどのんびりまったり病気と向き合っていこうと思います。

目指すは早期職場復帰!です。

2月12日―頭痛

昨日の夜から、頭部の左側に締め付けられるような激痛が出てきました。
手足に痺れや無感覚と言った症状は出ていません。
そもそも今回の損傷は右脳のはずなので、左側が痛いっていうのもよくわかりません。



ただ、痛みに多少の波があり、数分もするとうまくいけば引いてくれるのですが、引くまでの数分が結構辛い。
痛みのおかげで、正直吐きそうです。




今服用している薬の副作用に頭痛があると聞いているのでひたすら我慢ですが、こんなに痛いとは思っていなかったので…。


にしても、本当に痛い…


11時のシャワーの時間まで、とりあえずベッドで耐え忍びます。。。

2月11日―ガクガクブルブル

点滴が完全に取れました。


本来なら12時間かけて落としていかなければならないのを、半分足らずの5時間半まで早めてくれて(いいのか悪いのかはわかりませんが…)、終わったらすぐさま外してくれました。
私、そこまでしてもらうほどお風呂に固執していたんでしょうか?
もう昨日の朝から事ある毎に『これさえ終われば』と言われ、看護師さんによっては『今日で終わりにできないか医師に聞いてみようか?(昨日の話です)』なんて言ってくれる事も。
今日の点滴の早さも体に負担のない程度に早めてくれて…ここの看護師さん、そういう意味ではものすごく優しい人達だなと思います。



「これでようやくお風呂も入れるね」
「はい!でも湯船にお湯を溜めてっていうのはダメなんですよね?」
「…ちょっとそれはできないんだ(苦笑)湯船だけ掃除もしてないから汚れてるし。入浴はお家に帰ってからゆっくり入ろっか」



看護師さんに苦笑いされてしまいました。

なかなか我儘な患者と化してますね、私(汗)

しかし紆余曲折を経てのお風呂入り放題毎日のお風呂は本当に嬉しいです。

何度も言いますが、こう見えても女の子なので。


13時半に予約を入れてもらって、ゆっくりシャワーを満喫させていただきました♪
もう留置針もないので、ガシガシ体も洗えます。
でもやっぱりお風呂にゆっくり浸かってしっかり体も洗いたいと言うのが本音と言えば本音かなと。
まぁそれは外泊ができるまで取っておいて、まずは毎日は入れればいいかなと。



多分、しずかちゃん並みに入る自信があります(どんな自信だ)




シャワーの後は少しまったりして、その後売店に行きつつ念願の階段歩行です。


しかし、ここ約2週間ほとんど歩いていなかったと言うのを甘く見ていました。
点滴が一時的に外れてフロア内を歩いたり、エレベーターを使ってでも売店まで行けていた事で、大丈夫だと過信していた私。



何を血迷ったのか、9階から1階までノンストップで駆け下りるなんて事をやらかしたのです。


降りている最中はいいんです。
でも、降りきった途端に、急激に足の震えに襲われました。




あっ、これ…中学のときに登山の後に来たやつだ!(滝汗)


その感覚は、一度だけ経験した記憶がありました。
私の故郷、長野県では、中2になると夏に登山という行事があり、3000m級の山に挑んでいくのですが、下山する際、『やっと帰れる~』と今日のように浮かれて勢いよく降りていき、降りたときには足を酷使しすぎて感覚もなくなり立つ事もままならなくなったのです。
重力プラス荷物と体重がかかる分、降りるときに足にかかる負担は大きいんですよね。
ましてや今の私のこの巨体。



結局どうなったかというと…



「す、すみません、ちょっと膝が笑って動けません」

「ムリしちゃダメよー。あなたこの前もフラフラして帰ったでしょ。入院を甘く見ちゃダメよ」


売店のお姉さんにすっかり顔を覚えられ、エレベーターの前まで肩を借りる羽目に。



早く復帰しなきゃとは思うけど、それでムリをしたり他の人に迷惑をかけるのは本当にダメですね。
今日は猛反省です。
今日のこの失敗を教訓に、明日からは自分のペースに合わせて少しずつやっていこうと思います。。。

2月11日―もうすぐ

今日は眠い体を起こしながら、まずは早目の更新です。


点滴がより早く落ちるようにと位置を模索し、その位置をキープ。
本日の点滴が終了するのを待ちます。




この点滴が終わったら…終わってくれたら…



ようやく抜針です♪


2週間、長かったぁ。
血管が細いのと肉のせいで見づらいのでなかなか苦労させられたのです(看護師さんが)。



採血も週に3回あったし、留置針の交換も本来ならこの前の1回だけで終了まで通せるはずなのが、昨日も液漏れが発生(今回は体外だったので、膨れずにすみました)して針の交換を実施、結局3回交換する事に。


針の痕がいつもより治りが悪く、周辺が青あざになったり硬くなったり、針の刺さっていた部分も塞がらずかさぶたが微妙にできている感じです。


一応医師からは『薬の影響で血が固まりづらくなっているから、出血するとなかなか止まらなかったり傷口が塞がるのに時間がかかる事もあります』との注意を受けているので、多分そのせいもあるのでしょう。
何ていうか…ひどい有様ですね(泣)しばらく痕が残りそう…



しかし点滴が終わったという事は、血流も安定してきたのでしょうか?
今週に入ってから、手の強張りはやはり若干残ってはいますし痺れも出てきますが、力が全く入らないとか触っても感覚がないという自体はほぼ皆無になってきました。

担当されている二人の医師からも毎日問診受けていますが、左手以外は特に問題はなさそう(小指が薬指とつかないのですが、時間をかければつけられそうです)
気になっている事としたら、記憶、でしょうか。


気づかれるほどではありませんが、以前に比べたら考える、思い出すと言った行動が遅くなっているような気がするのです。


脳の損傷がある為、ある意味しょうがないとは思います。
ただ、運動機能もそうであるように、思考機能や記憶も、活性化させていく事によって改善が見られるのではと希望は持ってはいる訳です。
様々な事を考え、反芻し、記憶し、再思考する。
今後の私にとっての一番のリハビリは、この日記なのかもしれません。





とにかく、点滴も取れた事で外泊も可能になってきます。
まずは日常への復帰を考えて、体力を取り戻していかなければ… よし、頑張って今日も売店まで行ってきます。