のんびりまったり♪闘病日記

脳梗塞を発症しました。この若さで…と周りに驚かれつつ、現在治療に当たっております。
自らの生活を振り返りつつ、へこむことも多々あるけれどのんびりまったり病気と向き合っていこうと思います。

目指すは早期職場復帰!です。

1月31日ー両親、来たる

30日は12時半からの造影CTと夕方の新エコーの検査。
状況がまだつかみきれていない私は、その日の早朝に荷物を持ってやってきた友人に詳しい話を聴く事となりました。




血栓がある場所が結構大きな動脈の傍らしく、それが何ともならなければどうしようもないというのです。
加えて生活習慣の改善も言い渡されました。
要は痩せろという事ですね。
まぁそれは心から今回の事を教訓にがんばっていこうと思いますが…
そして友人が帰った後、昨日に引き続き店とのやり取りを続けながら実家へ連絡を取りました。
本当は極力連絡したくなかったんですけどねぇ(汗)
うちの母親、心臓が弱いのであまり心配をかけたくないのです。
だから、まだ重篤な症状は出ていないのでと思い妹に連絡したのですが、今後の事(というか保険関連の手続きなども踏まえて)結局は話さざるを得ない事に。



その結果…


「明日の昼に行くから」




えっ、まさか来るんですか?!


18年こっちにいますが、私が倒れようと事故ろうと来なかった両親がやってくると?!!




まさかの展開に慌てましたよ。
しかも普段ほとんど口をきかないほど険悪な父と母が揃ってやってくるというから驚きです。
ただ、私の実家は長野県。
ちょうどここ数日雪が降りすさんでいたので、無理はしないようにだけ言っておきました。




二人が長野を出たのが8時過ぎ、そして病院に到着したのが13時でした。
そしてその頃、私の病室には友人のお母さんが…



何だか私の様子見に来てくれたはずなのに、顔合わせついでにダブルでお説教を食らう事になりました。


一通り三人の話を聴き続けた後、今後の事など対応を特に母にお願いし、両親は夕方頃のバスで長野へと戻っていきました。


そして、夜に到着したよメールが届いたのですが、



『心配しないように元気ぶってたけど…』


ちょっと無理をしてみたのを気づかれていたようです。
次に実家に帰郷するのがいつになるかわかりませんが、今度会う時には本当の意味で元気になっていたいなと思った次第です。





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1月30日―救急搬送、そして入院

救急車は来るまでそこまで長くの時間を要しませんでした。
最初の違和感から救急車到着まで、おおよそ30分前後。
そして病院までは車なら5分もあれば到着できます。



現在こうして私がパソコンでこの文章を打っていられるのも、この短時間の間に搬送される事ができたからなのだと思います。
帰宅途中だったら。
自室で寝ている最中だったら。
病院が、救急車の到着がもっと遅かったら。
 


本当に、この1つでも欠けていたらブログなんてやっている余裕などなかったでしょうね(苦笑)




救急隊員が到着し、左半身の麻痺を確認。
抱えられる形で、簡易担架に乗せられました。



横になった途端、指や足が温かくなりました。
ぎこちないけれど、思ったように動かせます。
次いで言葉も、何とか話せるようになってきました。


病院へ向かい始める頃には自分で状況を救急隊員に話す事ができるまでに戻っていました。


しかし安心したのもつかの間、今度は吐き気に襲われました。
横になるとどうしても吐いてしまいます。
しょうがないのでベッドの上に座り、左手をずっとさすりながらそこで待機です。
時計の針を見ながら、何時に帰れるかなと、そればかりを気にしていました。
症状がすぐに消えたので、一過性の虚血発作だろうと、まだまだ甘くみていたのは否めません。

我ながら、本当に楽観的です。

CTやレントゲンの検査を受け、到着から2時間半が過ぎた23時頃、救急外来の医師がやってきて



「軽い脳梗塞の疑いがあります。念の為MRIの検査をして神経内科の医師の指示を仰ぎます」


と告げられ、MRIの検査に臨みました。
そして検査が終わると、そのまま入院の指示が。



どんどんと状況が悪化していきます。
症状が治まって安心しきっていた私。



とりあえず翌日は勤務先の棚卸だったので、オーナーと何とか連絡を取り、まずは1週間の欠勤と棚卸の指示をしてこの日は眠りに…



つけるはずもなく、4時過ぎまでメールでやり取りをして夜を過ごしました。


1月29日―脳梗塞発症まで

2月3日は節分ですが、コンビニ業界では『恵方巻き』予約獲得にかなり力を入れており、うちのチェーンでは1店舗辺り400本というノルマが課されており、勤務先でもスタッフさんの、お客さまに、近隣の事業所様にとかなりお声かけをしております。


今回は初めてという事もあり、かなり広範に渡って事業所の宅訪の回らせていただきましたが、コスプレしての店頭販売には自信はあっても宅訪は初だったので、SVと一緒に回る事になりました。1
週間前に1度目を終え、2度目の宅訪を行なったのが24日だったと思います。



そして、明らかな異変を感じたのがこの時。
エレベーターで隣のビルの最上階まで行き、後は下っていくのですが、3階のフロアで突然の目眩に襲われました。
左手に力が入らなくなり、ふわっとしたので倒れないよう傍の壁に寄りかかりました。


「どうしたの?」


動きの止まった私に声をかけるSV。
すると目眩は数秒で治まり、歩けるようになったので、その場はそのままやり過ごしました。



目眩はその時だけだったのですが、手の違和感・こわばりは夕方を中心に頻繁に出没。
気になってネットで症状について調べ、『虚血発作』という単語も目にはしていましたが、これはさすがに…と除外していました。






そして29日、20時過ぎー


喘息の治療の為、日中に中川区の病院へ行ったのですが、帰りの運転中にまたもやこわばりを覚え、気持ちの悪さに自室にて休んでいました。
そこに友人が帰宅(現在、友人宅に居候させていただいているのです)し、一緒に夕食を食べるよう促されました。


テレビを見ながらの食事。
ご飯食べ終わったら部屋の掃除をしろよ、と怒られながら小鉢の漬物に手を伸ばした時、




なんか、またこわばってる?


茶碗を落としては困ると、茶碗をテーブルの上に置き、回復を待ちました。
しかし、何かがおかしい。
右手で左手を揉み解しているのに、触っている感覚がないのです。
足が動かないのにも気づきました。



自分の体に何か大変な事が起こっている。
怖くなって、隣でご飯を食べている友人に声をかけようとすると、


「ううあん、あえ…」


子音の発声がうまくできません。
左頬を触っても、つねっても痛みを感じません。
友人とそのお母さんも私の異変に気づきました。


「何?話せないの?」


何とか状況を説明しなくてはと、動く右手でジェスチャーをしつつ、必死に言葉のニュアンスを伝えようと声を発しました。



左側がおかしい
救急車を呼んでほしい
2階にある携帯を取ってきてほしい(メール作成画面で筆談しようとしたため)


友人が電話をして、お母さんが出かける支度をする中、私は途方にくれながら椅子に座って救急車の到着を待つしかありませんでした。